いけはた司の目標・政策

目標

私が政治を志したきっかけは、子どもの貧困問題に触れたことにあります。
区役所職員時代、当時暮らしていた豊島区で小中学生の学習支援をするボランティア活動に参加したことがありました。
そこには、シングルマザーの家庭で放課後に落ち着ける居場所がない子どもや、経済的な理由で学習塾に通えない子どもなど、様々な理由で子どもたちが集まっていましたが、共通していたのは背景に必ずと言っていいほど、「貧困」が潜んでいました。
恥ずかしいことに、公務員でありながらボランティアとして現場に飛び込んで、初めて貧困家庭の子どもの実態を知ることができました。それと同時に、政治や行政が果たすべき役割というものを強く意識し、貧困に窮する子どもをなくすために行動を起こすことを決意しました。公務員の立場では活動が制限されるため、退職して民間企業に就職し、地元に帰りました。活動を始めるのなら大好きな地元のために、と考えたためです。
全国の18歳未満の子どもの貧困率は2018年時点で13.5%に達し、子どもの約7人に1人が貧困状態にあるという状況です。入間市も例外ではありません。
子どもは入間の宝です。これからの未来を創るのは子どもたちの世代です。私は教育改革をはじめとした行政改革を通じて、子どもたちが余計な心配をすることなく、自由に夢を描いて成長できる街づくりを目指します。

政策

1.“アクティブラーニング”の実現による教育改革

文部科学省は、平成29・30年改訂の学習指導要領において、主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)の視点からの授業改善を提示しています。
これを受けて、入間市において先進的に授業改善に取り組み、小・中学校での「生きる力」の醸成を目指します。

2.教育現場でのICTの活用

2020年11月より児童・生徒に配布が始まったタブレット端末の活用を通じて、より高度な情報社会に対応できる人材の育成を目指します。学校ごとのポータルサイトの構築や電子黒板などの導入を進め、先生方の負担を軽減しながら先進的な教育環境を目指します。

3.保育施設等の申込みのオンライン化

現在保育園や幼稚園などの申込みの際は、健康福祉センターなどに来庁して対面での受付が必要となっています。在職証明書の提出を郵送などにし、他の書面提出はオンラインでの申請とし、親の負担を軽減します。

4.電子決裁の積極活用

電子決裁の積極的な活用による業務のペーパーレス化の実現を目指します。ペーパーレス化は単に紙資源の削減を実現するだけでなく、持ち回り決裁のために割かれる時間の節約や、様々な機会の逸失を回避することに繋がり、ひいては人的コストの削減を実現します。

5.休日開庁時間の延長

現在入間市役所市民課窓口の休日開庁時間は第2・第4土曜日の午前8時30分から正午までとなっています。これを拡充し、午後5時までを開庁時間とし、市民サービスの向上につなげます。

6.議会のペーパーレス化

議会資料を紙に印刷するのをやめ、タブレット端末を導入し、ペーパーレス環境での議会運営を目指します。資料の印刷コストの削減と煩雑な議会事務をスマート化することによってスムーズな議会運営が可能になります。